鍼って、使ったらポイなの?
2013-04-26
皆さん、こんにちは!
和魂漢才鍼灸の足立繁久です。
今日は愚痴っぽい内容になりますm(vv)m
が、私の中では大切なこだわりに関わることなのです。
セミナーの実習などで見かける光景で、
(個人的に)すっごく気になることがあります。
それは・・・
鍼を廃棄する際、鍼の尖端を下にして棄てられる光景。
金属製のシャーレの中に雑然と鍼が入れられているシーン。
ひどいと複数の鍼の向きが、鍼尖と鍼柄ごちゃ混ぜになっている場合も…(泣)
たぶん…こんな意見を見て聞いて
『ウンウン、分かるよ~』と言ってくれる人より
『ん?…ソレがどったの???』
って思う人の方が多いと思います。
とくにディスポ鍼で慣れている人にとっては
『鍼は捨てるモノ』
そんな感覚が潜在意識的に沁みついてるのだと思います。
でも、私にとって鍼は
『大切な治療道具』
です。
そうそう。
『鍼は刃物』ともよく言いますよね。
この言葉の通り、
鍼先の尖端って、少しでも堅いもの当たると、
その瞬間にダメになります。
鍼先が壊れてしまうんですね。
でも、ディスポに慣れている人は
『壊れようが壊れまいが、
どうせ棄てるんだから一緒でしょ』
と、なってしまうのだと思います。
なので、鍼尖に硬いもの当てても気にならないだろうし
鍼尖から廃棄しても全然、気に留まらないだろうな…と。
でも、鍼の尖端を先にして棄てることって、
よーく研いだ包丁や刀の“刃”を下に地べたに置く行為と一緒だと思うのです。
日常でも、包丁の“刃”を台所のシンク(金属製)に当てないですよね。
そんなことしたら、その瞬間に“刃”は台無しです。
鍼という治療道具への感謝の気持ちを持ちましょう!
なんて、きれーな言葉でまとめるつもりはありませんが
(もちろん、感謝しながら使ってもらえるとなお良い)
やはり自分の仕事に使う道具には最大限の敬意を払った上で使いたいものです。
※写真は当院で使っている鍼の尖端(200倍)
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