脈診を使って治療したが思うような治療効果が出ませんでした…そんな時の対策方法をご紹介【和魂漢才鍼灸中級コース3月セミナーレポート】

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脈診を使って治療したが思うような治療効果が出ませんでした…そんな時の対策方法をご紹介【和魂漢才鍼灸中級コース3月セミナーレポート】

2018-04-09

脈診を勉強し始めて実際に治療につかってみたが…

脈の変化がうまく出せなかった…
脈は良くなったのに患者さんが訴える痛みなどの症状が改善されなかった…
症状はとれているのに脈診を使った治療に患者さんが納得していない様子だった…

脈診初心者のかたの“お悩み”として、こういったことはよくお聞きします。

そして、
「やっぱり脈診はよくわからない…」
「そもそも脈が変わると身体が良くなるということが腑に落ちない…」

という理由で脈診の勉強を断念してしまうかたも多くいらっしゃいますね…

今回のセミナーでは、
脈診を使って治療して思うような治療効果が出なかった時の対策方法の一つをご紹介しました。

こんにちは、和魂漢才鍼灸の濱田です。
先月3月18日に和魂漢才鍼灸セミナー中級コースを開催しました。

今年度、最後の中級コース。

今年の和魂漢才鍼灸セミナー中級コースでは一年間を通して、
“東洋医学的な解剖学”ともいえる経絡、その細かい流れ、走行を学ぶために「十四経和語鈔」を学びました。

そして、
六部定位脈診とは異なる「5種類の脈診法」をご紹介しました。

“身体の繋がり”を表しているとも言える経絡の走行。

表面的な経絡の流注は知っていても、
身体の内側の走行、臓腑との関わり、分岐して他の経絡に交わる流れまで。

これらの細かい部分まで、しっかりと覚えていないという方も多いように思います。

経絡の走行は西洋医学でいう「解剖学」になります。

テレビの故障を修理するためには、
テレビの中のそれぞれのパーツ、配線などを細かく知っておかないと修理できないのと同じく!

東洋医学を使って治療する場合、
東洋医学の解剖学とも言える「経絡の細かい流れ」「臓腑との関わり」「分岐して他の経絡に交わる流れ」を知っておかないと上手く治療できません。

その“経絡の細かい流れ”を知っていると、
極端な話、患者さんが訴えている不調の原因などがよくわからなくても、その「滞っている経絡をしっかりと流れるようにする」だけでも、ある程度の治療が出来るようになるとも思います。

また、脈診を使って治療する場合でも、
経絡の走行を意識して脈をみると、今まで感じられていなかった脈の情報に気づくこともできます。

その経絡の細かい走行、
特に今月は女性疾患などにもとても関わりが深い「任脈」をしっかりと学んでいきました。

そして、
治療法としては、今年度の中級コースで1年間かけて学んだ「六部定位脈診とは違う5種類の脈診方法」をひとつずつ復習しました。

和魂漢才鍼灸では、
六部定位脈診はもちろん、他の数種類の脈診法をお伝えしています。

脈診治療をしていると、

自分の見立てでは脈が整ったのに患者さんが訴える痛みなど症状が改善されなかった…

と患者さんが治療に納得されずに不満そうな顔をして帰られるということもあります。

もちろん、
少し時間が経ってから身体がよくなり、症状がとれることも多くあるので、このまま帰っていただいても良いとも思います。

しかし、
患者さんと治療効果の共有が出来ていること。
患者さんが納得されて治療院から帰られること。

これらは「次の治療を受けていただくチャンスがもらえるのかどうか?」に関わってきますのでとても重要になりますね。

脈診初心者の方のお悩みの解決方法

脈の変化がうまく出せなかった…
脈は良くなったのに患者さんが訴える痛みなどの症状が改善されなかった…
症状はとれているのに脈診を使った治療に患者さんが納得していない様子だった…

そういった中で、脈診初心者の方のお悩みの解決方法の一つとして、

一つの脈診方法だけでみるのではなく、何種類かの脈診方法を使う

という事があります。

例えば、
一番ポピュラーな脈診法として六部定位脈診がありますね。

六部定位脈診で診た時に腎の不調(右の尺脈)と感じて、腎を治療する配穴を選んで治療する。

その際に、
上手く脈が変化しない…
脈は良くなったのに患者さんが訴える痛みなどの症状が改善されない…

こういったことがあった場合、
他の脈診法で脈をみて治療してみると案外うまくいくこともあります。

僕が使っている脈診法の中に、
右の尺脈に対して大腸経を使って治療するという治療の方法があります。

六部定位脈診では右の尺脈が問題だと感じて、腎を治療する配穴を選んで治療してもあまり治療効果が出ない際に、大腸経を使って治療をおこなう。

そうすることで、脈が良くなったり、患者さんの訴えている痛みが取れたりもします。

このように違う脈診法を知っていると、治療が効果が出なかった時に、次の手を打つことが出来ますね。

六部定位脈診はとても素晴らしい治療法ですが、
脈診初心者の時には“自分自身がその脈診から得られている情報に見落としがある可能性”もあります。

そういったときに、
何種類かの脈診法を重ねてみた方が、“脈の情報の見落とし”が少なくなり、脈診を使った治療法の効果を高めることが出来ます!

別の脈診を知ることは
違う切り口から治療ができるようになるので、特に初診者のうちはお勧めです。

脈診法によってそれぞれ“主に診ているもの”が違う

脈診法によってそれぞれ“主に診ているもの”が違います。

同じものをみても、みる角度を変えると、違う形にみえますね。


(同じヤカンを見てもみる方向によって形が違います。)

脈診も同様で、
同じヒトの身体を診るときも、違う脈診法でみると違う治療の配穴を導き出すこともできるようになります。

その違う見方をするということがとても大事で、違う切り口から見てみると自分が見落としているものに気づける可能性が高くなります。

そして、
その見落としポイント患者さんの痛みなどの症状が取れない原因であることは、意外と多いですね。

ですので、
脈診治療を学び始めて脈診に自信がもてない時こそ、最低二つの脈診法でみることは、「誤治」「治療効果がでない」ことを少なくするためにはお勧めです(^^)

もちろん、
脈診を学び始めた際は一つの脈診法だけでみることも大変に感じますが、一つ一つの脈診法を丁寧に少しずつ、じっくりと学んでいくことで診ることができるようになります。

和魂漢才鍼灸の中級コースは今まで2年間、継続して学んでいただいています。

中級コースのメンバーは、今では5種類以上の脈診法を使って治療に挑んでいます。

そして、それに加えて「腹診」「背候診」「問診」の3種類の診察法も使います。

5種類の脈診と「腹診」「背候診」「問診」の合計8種類の診察方法

から導き出された治療配穴というのは、それだけ多くの情報が集まっている確かで間違いが少ない治療配穴になりますね。

ですので、
脈診初心者で脈診情報に絶対の自信が持てないうちは、色々な脈診法や診察情報を使って、様々な角度からみて治療することがおススメです。

今回のセミナーではそれぞれの診察方法を総復習をした後に、8種類の診察方法を一つ一つ確認しながら、いつもより長い時間をとって治療実技を行いました。

ここで受講いただいた参加者の方からいただいた感想をご紹介いたします。

◆鍼灸サロン経営N先生
実技をしっかりと長くやったので、脉、腹、背の診察法のつなげ方がよくわかった!
背候診のツメがあまいので、もっと頑張ります!

◆訪問鍼灸勤務S先生
診察情報のフィルターを一つ一つ明確にして治療していくことが大切だと今日の実技で実感しました。
脈診情報からお腹と背中のどこに反応がでているのか?を想定して治療するように実践していきます。

◆鍼灸整骨院勤務Tさん
脈診を使って治療しても変化がでなくても、違う方法で変化を出せると安心して、落ち着いて治療に挑めます。
一つ一つの診察法をもっと使いこなせるようにしっかりと復習します!

以上のようなありがたいお声をいただきました(^_^)

思い返せば2年前…

「脈診なんて全くわかりません~」と苦手意識がある方がほとんどでしたが、少しずつ学ぶことで、「脈診が面白くなった」「脈診と腹診と背候診が繋がってくると脈診に自信がもてるようになってきました!」という声が出てくるようになりました(^^)

好きこそものの上手なれ!

東洋医学が腑に落ちて、面白く、楽しくなってくると、勉強しようという意欲が出てきます!

そして、毎日の仕事である治療も楽しくなりますね!

この4月からの上級コースでは、
「さらに新しい脈診法」「自律神経失調症を東洋医学で治療する方法」「漢方薬を治療配穴に落とし込む方法」などを学びます。

引き続き楽しく学んでいきましょう(^^)

濱田貴之

残りわずか!
2018年度和魂漢才鍼灸セミナービギナーコース2018年4月22日より始まります。

便秘、アレルギー症状、生理不順などの身近な【内臓疾患】から【難病】まで。
迷わずに自信を持って施術に挑める!“東洋医学初心者”のための秘伝の治療法を基礎からじっくりとを学んでいきます。

“東洋医学に苦手意識があるかた”にこそ!学んで頂きたい内容ですので、興味を持たれた方は、お早めにお申し込みください。

東洋医学が嫌い・苦手でも“内科疾患”や“難病”などを自信をもって治療できるようになる簡単施術法と鍼灸師を生業にするための技術の活用法を学ぼう!

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