漢方薬のお勉強も大事です!鍼灸師のための東洋医学的な漢方薬の勉強法「風邪のお薬・桂枝湯」和魂漢才鍼灸上級コース 1月セミナー

ようこそ

漢方薬のお勉強も大事です!鍼灸師のための東洋医学的な漢方薬の勉強法「風邪のお薬・桂枝湯」和魂漢才鍼灸上級コース 1月セミナー

2018-02-06

【和魂漢才鍼灸】 上級コース1月開催レポートです。
こんにちは。
和魂漢才鍼灸岡井志帆です。

1月の上級セミナーは、漢方薬についてです。
この季節、風邪だけでなくインフルエンザも蔓延しています。
「風邪の治療は、鍼灸師の腕の見せどころです!」
そして、忘れてはいけないのが漢方薬です。
鍼灸師が、「漢方をしらない!」というのも寂しいとは思いませんか?

上級実技1月①

今回は、風邪のお薬の代表的な漢方薬のひとつ「桂枝湯」を学びました。
漢方薬を学ぶと、その考えを鍼灸治療にもいかせます。
なので、ぜひ、基本的なことはおさえておきましょう。

まず、みなさんが「漢方薬を調べよう!」と思ったらどうしますか?

便利なのはインターネットです。
簡単に調べられるインターネットはとても便利なツールですが、
その情報だけに頼るのは危険です。情報の正しさを判断できないでいると、
痛い目にあうことになりかねません。(炎上怖いです)

リスクを回避するためにも、自分で調べる方法も知っておかないといけませんよね。

そこで、東洋医学的な漢方の本を調べる必要があるのですが、
調べる本すべてを手元に集めるのは大変です。

そんなとき、本を探すにはインターネットは使えるツールです。
ネットを使えば、なかなか手に入らない貴重な文献も目にすることが出来ます。
国会図書館、有名大学のデジタル図書館などをうまく利用すると、簡単に読みたい本が閲覧出来ます。

もう一つ、ネットを使うと便利なのが、「漢字を調べる時」です。
東洋医学を学ぶときに、難しいことの一つに「漢字」の問題があります。
古典の本が多いので、漢字ばかりの文章を読んでいく必要にせまられることもしばしばあります。
今は一般的に使われていない昔の漢字を、辞書で探すのはとても時間がかかります。
ほんの5年ほど前までは、何時間もかけて漢字をひとつひとつ辞書を開いて調べながら読んだものですが、今では「無料アプリ」のひとつをつかえば簡単に調べることが出来ます。本当にありがたいことですね。

あと、わかりにくい古典的な表現の意味を調べるのも、ネットで調べれば簡単です。
たとえば、よく出てくるいいまわしの「能わず」ですが、
この読み方は「あたわず」です。でも、読めても意味がよくわからないですよね。現代の日本語では使わない言いまわしです。
これも、ネットで調べると、「〜できない」という意味であることがわかります。

上級実技1月②

ネットで、「ツムラ」「桂枝湯」を検索すると
・風邪の引き始め
・寒気・発熱あり・汗がにじんでいるとき
・体力虚弱
・風邪の初期
という内容が出てきます。


でも、これだけで「桂枝湯」を理解した!
というのは、鍼灸師として残念ですよね。
鍼灸師でなくとも、一般の人でも読めばわかることですから。

ネットを駆使して、原文を読むことから始める。そして、過去の偉大な治療家たち、それぞれの考え方をまとめた書物を読んでいくことで、その漢方薬の本当の使い方が理解出来ていきます。

「この上記の文の意味はどこから来ているのか?」
「東洋医学的にどういう理解が出来るのか?」
「だから、現代医療ではこんな使われ方をしているんだ!」
このようなことをきちんと理解した上で、治療に使っていくのが理想です。

それでは、あなたも鍼灸師の第一歩として、「傷寒雑病論」、「和語本草綱目」から読んでみましょうか?(^^)

いわゆる「赤本」と呼ばれている「傷寒雑病論」を開くと、
驚く勿れ(なかれ)。そこには、ただただ漢字のみの世界が広がっています。
しかも、見たことない漢字がたくさんです。(涙)

いきなりこれを読むのは難し過ぎるので、(もちろん、チャレンジしたい人はどうぞ!)翻訳してくれているものから手に取ってみましょう。

今回のセミナーで、みなさんと一緒に読んだのは「傷寒論」です。こちらは、現代語に訳してあるので、大変わかりやすいです。だれでも読めます。
あと、生薬を調べないといけないので、岡本一抱氏の「和語本草綱目」をご紹介しました。
こちらは、仮名は交じっていますが、昔の書き方なので読みにくいです。
でも、アプリを片手にゆっくり取り組めば、実は読めるんですよね。

セミナー生のみなさんにも、一度チャレンジしていただきたく、宿題とさせていただきました。

それぞれ、お渡しした生薬の内容を読んできて、来月おひとりずつ発表していただきます。

みなさんの発表を合わせれば、「桂枝湯」を構成する生薬がすべて理解出来るはずです。普段、宿題は出さないのですが、今回だけはがんばっていただきましょう。それぞれお願いした生薬に、どれだけ向き合うか。個人の采配次第です。
発表が楽しみですね。(^^)

では、来月も引き続き「桂枝湯」を学んでいきます。
「傷寒雑病論」を読んでみる、「医経解惑論」を読んでみる。
それぞれ出来るところから、始めてみてください。

今は辛くても、いつか役に立つときが来るはずです。

では、また来月♪楽しみにしています。

和魂漢才鍼灸
岡井志帆



コメントを残す

*

PAGE TOP

更新通知

メールアドレスを入力し「購読」ボタンを押してください。メールで更新情報をお届けします。





MENU

CONTACT
HOME