気口九道脉診の基礎セミナーを開催しました。

ようこそ

和魂漢才鍼灸ビギナーコースセミナーレポート11月

和魂漢才鍼灸 気口九道脈診
こんにちは!
和魂漢才鍼灸の濵田です。

今月11月20日の日曜日に和魂漢才鍼灸セミナービギナーコースを開催しました。
今月のテーマは当会の脉診の主軸となっている【気口九道脉診の基礎編】

主な内容はこちら
・脉診とは何を診ているのか?
・気口九道脉診の基礎
・気口九道脉診から実際の刺鍼の実技

まずは前回の打ち鍼セミナーのQ&Aを行いました。

和魂漢才鍼灸ビギナーコース 気口九道脈診

セミナー中に疑問に感じていたが聞けていなかったこと。
セミナーをうけた後、実際に現場で使ってみて疑問に思ったこと。

Q&Aの時間を設けることで、セミナー中に習ったことの疑問点を探す、考える習慣がつきます。

疑問点を探す、考える習慣を持つことは、セミナーで習った内容をより深く理解するためにとても大切ですね。

今回のQ&Aでとても興味深い質問がありましたので、いくつかご紹介します。

・打ち鍼はお腹以外に使うのか?
・火曳の針は産後、どの時期まで使うべきなのか?
・お腹を治療した後に、毎回下痢をしてしまう患者さんの対処方法

これらの質問に、しっかりと時間をとってお答えしました。
みなさんからドンドンと鋭い質問がでてくるようになったことは、講師としてとても嬉しいですね(^^;

そして、
Q&Aのあとは、いよいよ今回のテーマである脉診について!

まずは、

■「脈」と「脉」の違い
■なぜ脈診は手首で診るのか?
■「脉は何を診ているのか?」

これらについてセミナー生、みんなで考えていきました。

脉診を学び始める前に、

■脉診とは一体、なにを診ているのか?
■なぜ脉を診ることが大切なのか?
■なぜ脉診は手首で診るのか?

こういったことを一度、考えてみることは本当に大切だと思います。

脉を診る大切さ・理由を、自分の中で一度、納得する・腑に落とすことをしておかないと、

本気で脉診を学ぼう!

とは、なかなか思えませんね。

その一つの答えとして、鍼灸治療の歴史難経一難を紹介しました。

そして、
脉診についてみんなで考えた後に、次は【気口九道脉診】の特徴を紹介しました。

脉診と一言で言っても【意識して診ているもの】はそれぞれ異なります。

脉診に慣れてくると、一度の脉診で色々な情報を診ることが出来るようになるのですが、脉診を学び始める時は、まずはシンプルに!

1つの特徴に着目して、脉診をすることがとても大切です。

今回は、気口九道脉診の特徴をしっかりと意識して、練習しました。

気口九道脈診1

気口九道脈診2

みなさん、良い雰囲気の中、和気藹々と楽しく脉診練習をされていましたね(^^

気口九道脈診3

そして、
最後に脉診から刺鍼をして、脉がどのように変化するのか?

実際に確認しながら、普段の現場で活用できるように、実技を行いました。

気口九道脈診4

みなさん、かなり慣れてきて、とてもスムーズに脉診から刺鍼をされていました。

今回のセミナーで、

「脉診は使える!」

と少しでも感じていただけたことが、とても嬉しかったですね(^^)/

最後に、
セミナー生の感想をご紹介します。

・臨床家Aさん
脉診していて、鍼で明らかに実脉がすっと引いていく変化がわかりました。

・臨床家Kさん
来月までに脉をできるだけ多く診ていきたいと思います。
また脉とともに腹や背部の反応もみていきたいと思いました。

・臨床家Sさん
脉診を普段の治療で使うように心掛けているので、少しずつ慣れてきていることを感じました。

次回は12月の18日(日)13時~17時

テーマは【気口九道脉診応用編】

基礎を学んだからこそ出てくる疑問に対して、しっかりと治療現場で使えるように、気口九道脉診を深めて学んでいきます。

しっかりと学んでいきましょう!

濵田貴之でした。



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