9月の上級コース≪鍼灸真髄 治療家王道セミナー≫は…

ようこそ

9月の上級コース≪鍼灸真髄 治療家王道セミナー≫は…

2012-09-18

みなさん、こんにちは!!
和魂漢才鍼灸の足立繁久です(^^)

9月の第3日曜日は恒例の上級コース
≪鍼灸真髄 治療家王道セミナー≫を当院にて開催しました♪
今回の内容は【鍼灸部門】と【漢方湯液部門】の2つの部がメイン。

【鍼灸部門】では三焦について学びを深めました

三焦をあらわす言葉に
『名有りて形無し(有名無形)』という言葉あります。

この言葉が如実に三焦そのものを表わしています。

歴代の医家も三焦について様々な論を展開しています。

「三焦は嚢(袋)である。」
「三焦は膜のようなものである。」
「三焦とは腔である」
・・・
これらの論に対して、賛否両論ありますが
三焦の性質から考えると“すべて正しい”と思っています。
(私個人の意見としては)

ひと言で表わすならば・・・
【三焦とは●●である】
ということです。

●●についてはセミナーに参加した人のみぞ知ることです。
ですが、皆もよくよく知っていることです。

【漢方湯液部門】では八味地黄丸について!
補腎の剤としてメジャーなお薬です。

1、八味地黄丸の方意
2、構成生薬
3、『傷寒雑病論』の条文から・・・

以上の角度から考察を深めました(^^)
【写真はセミナー終了後のハッピーバースデーお祝いの瞬間】

ここで参加メンバーからのアンケートを紹介しますね。

□■□=====
素晴らしいセミナーありがとうございました。

僕の中で『難経』を読み込みたい!深く理解したい!!
というのが今のマイブームです。

今回の講義の中で特に三焦について楽しく、興味深く学べました。

そこで思ったのですが、少陽三焦経の経穴の扱いってあまり重要視にされていない、
治療穴に出てきていないように感じるのですが気のせいでしょうか??

沢田流の中脘-陽池の配穴の素晴らしさは改めて感じたのですが、
その他の治療配穴として僕はあまり聞いたことがないです。

これだけ大事な仕事をしている三焦の経穴をあまり使わないのは何故なのだろう?
もっとバンバン使ったほうが良いのでは?

三焦の守備範囲が広すぎるからその治療効果としては
薄い、気を動かす力は弱いのか、浅いのか?
浅い病の人には効果的?

などが疑問に思っています。
とにかく『十四経発揮』で三焦経についてもっとしらべてみますね。

また次回セミナーもよろしくお願いします。
ありがとうございました。
【H先生の感想より一部抜粋】

H先生
『難経』を深く読み込みたい!
気が合いますね♪
私も同じです。
そのためには『素問』『霊枢』をも併せて読み込む必要がありますね。
それを踏まえて、いろいろとディスカッションできれば
実に楽しいセミナーになると思いますよ。

少陽経についてですが、『難経』三十八難、そして六十六難を読んでみましょう♪
経というモノに拘ることなく観てみることをおススメします。
三焦だけに(^^)
そうすると、三焦の扱いは軽くないと思いますよ。

 

日曜日の勉強会、ありがとうございました!

今回は、三焦と、八味地黄丸について詳しく講義していただきました。

漢方部門では、古典の調べ方をみんなでやりましたが、
それに関してちょっぴり自分の成長を感じることができました(*^^*)

最近、勉強会2年目にしてやっと予習の仕方が少しわかってきた気がします。
『難経』の読み方や、漢方薬の本でも
「この本のこの辺読んだらヒント書いてありそうな気がするー!」
というような見当がつくことが増えてきたり、

他の本へのリンクなど、そのテーマについての知識の広げ方がスムーズになってきました。

最初の頃は、
「予習何読んだらいいかわからんし、先生の推薦本も見てみたけど理解不能(ーー;)」
こんな感じで、30分でお手上げでしたが、
最近は、「あれもこれも読まなきゃ!」という感じで、
気付いたら2時間も3時間も予習しています。
(たまにそれで夜更かしして翌朝寝坊してしまうのが困りますが^^;;)

今も、やっぱり古典の文献読むのしんどいなーと思わないわけではないですが、
1年前に比べたらちょっとは成長できているのかな!と、ふと思えた瞬間でした。

それから、質問です!
実習に関する質問なのですが、脈診の情報をもとに治療しようとするとき、
脈の気になる所(異常とみられる所)がいくつもあった場合、
どれが1番治療すべきポイントなのかわかりません( ; ; )
「この人の脈はどうなったらゴールなんやろう?」みたいな。

以前、足立先生に「脈をみて病のストーリーを考えると優先順位がわかる」とうかがい、
なるほど!と思ってそれを考えながら治療してはしているのですが、
なかなかピンと来ません。どうしたらわかるようになりますか?
やはりまだまだ修行が足らんだけでしょうか??(ーー;)

追伸:アットホーム飲み会楽しかったです(*^^*)またやりましょー\(^o^)/♡

ありがとうございました。
【ER先生の感想より一部抜粋】

ER先生
今回の八味地黄丸のふとした発言からも、ER先生の理解度が伝わってきましたよ。
地道に調べる作業を続けていくうちに“嗅覚”のようなものが身につきますね。
『ココを調べるとイイのでは!?』
『この記述と関連づけることができるかも!?』
と言った具合に♪
一年目にしてなかなかイイ成長ぶりですね。
これからが楽しみです(^^)

脈診について疑問ですが、ストーリーを立てること。
ストーリーの原型となるネタがいろいろあるんですね。
病の流れのパターンのようなもの…と言ったら良いでしょうか。
数多くあるこの病機パターンをER先生自身が、ネタとして確保する必要がありますね。
今回、八味地黄丸証について学びましたが、
“病気の流れ”に関してはまだ学んでいません。
まだまだ学ぶべきことがたくさんあります。
しかし、これらを理解することで、いろんなジャンルにおいても
活きた治療技術として東洋医学を活用することができるようになる!
・・・と、私は考えていますよ(^^)

三焦について、形の無いものという事がテーマでしたが
三焦については、漠然とした教科書的イメージしかなかったものですから、本当に参考になりました。
『難経』などに頻出されてるにも関わらず、読み飛ばしてたのが現実でしたし…

自分が(三焦について)理解したことは一言でいうと
「エネルギー」です。
三焦とは●と●=◆◆◆=エネルギー=▼▲・・・というイメージです。

三焦のエネルギーが脈気では「胃の気」 に現れ、
経絡においては原穴に現れるのだと理解しました。

なにしろエネルギーですから
英語で三焦はtriple energizerだし
お騒がせの原発もとどのつまりは火と水です。
六部定位で右尺なのも解ります。

質問!というか自分の課題のような気がしてますが…
この会で勉強するようになってから“交流”という考え方を強く意識してます。
もちろん、治療上は特にです。

大地と天空を水蒸気(エネルギー・気)が交流(循環)している。
天空において停滞した水蒸気が雲(邪気)だから、
他力(治療)で ちょっと回すお手伝いをすれば、おのずと消滅する・・・
このように自分は理解してます!

具体的にはこれを経穴や体全体の状態として診るべく修練してるのですが、
こと経穴内において考えると、雲(邪気)の位置が上手く解らなくなるのです。
経穴を按じて「痛い?痛くない?」や「張ってる・ペコってる」
などが現在の精一杯で、その向こうにある
「この穴のどこに邪気がある」まで至らないのです。
解らなければ、その穴内での正邪の交流など結果論的手技になるでしょうし、
仮に解っても、鍼先で捉えるイメージが出来てないので、
境界で交流させるイメージがつきにくいのです。
(上手く説明出来てな かったらすいません!!!)

三焦を学んでから、その考え方を参考に色々試行錯誤してますが
どうもテクニカルの問題ならコツが知りたいし、
考え方の問題ならヒントが知りたいです。

U先生へ
三焦はエネルギーである。
私もそう思います。
この世界で、ありとあらゆる陰陽が交流していますが、その間を取り持つ存在。
エネルギーが三焦(的な存在)である(・・・と、少し意訳しすぎかもですが ^^;)

なので当然、原子力も同様に考えることができますし
春にお話しした、星の話、地球の話もこのことにリンクします。
物質面では。
しかし、物質面の如何に問わず“交流”が最も重要ですね。

さて、経穴における邪と雲の比較をされていますが
“経穴における邪”は雲の他にもいます。

『雲を動かすにはどうしたらいいか?』です。

穴の中に雲がどこからどこまで在るのか?を探って鍼するよりも
なぜ雲が停滞しているのか?
どうすれば、雲が流れてくれるのか?
をイメージすると良いと思いますよ(^^)

上級コース≪鍼灸の真髄を学び 治療家の王道を歩むセミナー≫は
鍼灸の理を追究する情熱あふれる仲間を募集しています!

やる気さえあれば、途中参加でもいつでもウェルカム♪
あなたを大歓迎しますよ(^^)

★申込み方法…和魂漢才鍼灸セミナー申込みフォームから、
1、お名前
2、連絡先(メールアドレス、PCと携帯の両方が望ましいです)
3、当日連絡先(上記携帯アドレスでOK。緊急連絡のために必要です)
4、勉強会に対する抱負(おひと言でもOKです)
以上をご記入のうえ、メールにてお申込みください。

≪鍼灸の真髄を学び 治療家の王道を歩むセミナー≫の詳細情報

 

開催日:毎月第3日曜日に開催(第1回は4月15日)

 

時 間:10:00~18:00

 

会 場:足立鍼灸治療院 仁鍼道(大阪府河内長野市)

 

持ち物:白衣、筆記道具、治療道具(打鍼・てい鍼など)、スリッパ

 

会 費:15,000円(銀行口座引落される場合の料金です)
18,000円(口座引落されない方はこの料金となります)



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