蕁麻疹の鍼灸治療 【鍼灸医案シリーズvol.4】

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蕁麻疹の鍼灸治療 【鍼灸医案シリーズvol.4】

2013-07-04

鍼灸医案シリーズ vol.4 【息子の蕁麻疹の症例】

夏のできごと 2012.08.16

お昼頃、突然に息子が痒みを訴え、ボリボリ掻き始めました。

ちょっと様子が変な感じ。

蕁麻疹の前にみられる、気分的な高揚、不安定さも見受けられる。

お腹をみると、ズボン(パンツ)のゴム跡の周辺~季肋部にかけて
皮膚の肥厚、発斑、発赤が現われている。

他にも、額、耳前、眼瞼周囲の赤腫もみられる。
(顔周りの写真は割愛)

【所見】
◆脈証
左全体に微弦、尺の外に冷えの緊脈、寸に弱と妙な実邪の脈。
右全体に洪大系、尺沈緩大、関上外に実。

虚の脈状がみられるのは、左尺部。

脈状は右脈が主体のような雰囲気。

脈図は割愛。ごめんなさい…

蕁麻疹とはいえ、とくに原因はみたらない
もちろん、アレルギー的な要因も不明。
朝食後、4時間は経過している。

カブトムシ等の昆虫類を触ることはあったが、
かぶれるような植物(ウルシ、ハゼなど)に触れたこと、近くを通ったこともない。
【考証】

脈証や状況から“内発病”と判断する。

このときは妻の実家滞在、3日目。
しっかりと熟睡し、休みを満喫。
休養もばっちりの状態であった。

前々日は焼き肉。前夜は海鮮BBQ。
陽明絡みの病因はたっぷり持っている。

【治療】
大阪に向けての長距離移動を控えており、
急ぎ症状を治める必要があったため、子ども(小5)ながらも毫鍼治療を選択。

■治穴、
右三里、右上巨虚、
右合谷、左太衝、
左丘墟、

中脘、両天枢。

これに左養老を加える。

背部
左腎兪、両三焦兪、右胃兪(ここまでは3行線)

左胆兪(2行線)

至陽、6椎下、神道のそれぞれ1行線(五分傍)

以上の配穴で治療完了。


治療方針はシンプル
陽明の湿熱を処理することを主とする。

治療後には、腹部の発斑・発赤は消失。
自覚的にも痒みは消失。

陽明絡み故に、昼食は抜くように指示。

・・・なのに、その直後に中華そばを食べようとする…(オイッ!)

だが、一口目で痒み再発しそうな気配(ーー;)
すぐに当人が自覚納得して、昼食中止。

以降、症状は再発せず。



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