言葉を尽くすほどに真理から遠ざかる…?

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言葉を尽くすほどに真理から遠ざかる…?

2012-07-24

こんにちは!
和魂漢才鍼灸の足立繁久です。

さて、最近『今まで以上にもっと勉強し直そう!』という感じでモチベーションが上がっています。
(もちろん、今まで手を抜いていたつもりではないのですが…やっぱ甘いですよね^^;)

さて、その中でふと気づいたことがあります。

それがブログ記事タイトルの
『言葉を尽くせば尽くすほど真理から遠ざかる気もする』
ということです。

我われ、伝統医学、古典医学を志す者は古典・古医籍をよりどころに学びを深めます。

古典と呼ばれるものは、すでに失われたものが多くあるといえども
現存している貴重な古医籍は数多くあります。

それらの多くはその源流である
『素問』『霊枢』『難経』『神農本草経』『傷寒雑病論』・・・といった古典・原典に端を発しています。

多くの古医籍は、これら原典に記されている真理を追究しようと書き記されているものも多くあります。

しかし、最近思うのが、歴代の医家たちが遺してくれた数多の医書。

これらを網羅すればするほど、真理から離れていく・・・

そんな気もするのです。

不適切な譬えかもしれませんが…日常でもありますよね。
『言葉を重ねれば重ねるほど、本当の気持ちがうまく伝わらない…』
(わが家の夫婦関係か?)

なので(?)相伝のありかたに“不立文字”という伝え方もあったのでしょう。
非効率に見えて、極めて確実性の高い伝え方だったのかもしれません。

とはいえ、このことは絶対ではありません。

言葉や文字を尽くして迷いに入ってしまう人もいれば
反対に、言葉と文字を尽くして究めて、真理に到達するタイプの人もいます。

山の登り方はひとつではないということです。

よりスムーズに教えを受け取るコツ。
そのひとつが師匠の感性により近づく…ということなのでしょう。

師匠がどんなことを大切にしているか?
師匠の行動・思考パターン・価値観・好み・・・など。

なので、師匠の好きなもの・嫌いなもの・好きなお酒やたばこの銘柄など知っておくように!
そんな教え(を受けたことがありますが)もあながち前時代的な風潮ではないと思うのです。

・・・と、最後はちょっとテーマからずれましたが…(^^;)

言葉を尽くせば尽くすほど、真理から離れる…。

一を知って十を知りつつも・・・
大事にするけど執着しないということでしょうか。
常に自由、自在であるように・・・修行が必要ですねm(__)m

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