竜巻と雷と鍼の術…
2012-05-12
最近、多大な被害を出した竜巻。
さらには、雷も頻発しています。
(被害に遭われた方の早急な回復を願っています。
…としか言えないことをお許しください…)
さて、この竜巻や雷の意味を陰陽五行で考えると、
鍼のこと、補瀉の理解も変わると思うのです。
竜巻・雷に共通するキーワードは“龍”です。
龍は五行ではどのような属性にあたるのか?
まずは自然現象を五行の象りに当てはめること。
そして、その五行にはどのような性質を持っているのか?
まずは、このような考察が必要です。
ちなみにこの場合、龍は“木”だと私は考えます。
四神における青龍。
※青龍はどの方角を守護する神さまか?を考えると分かりますね。
また、龍の振る舞い・生態(?)から見ても木ですね。
何処に伏し潜んでいて、その後どのような行動をとるのか?
こういった龍の生態も木たる所以ですね。
そして、話しは五行から現実の自然現象に戻ります。
『竜巻はなぜ起こる???』というよりも、
『何のために起こっているのか?』
こういったことを考えることも大切です。
特に現代に生きる私たちは陰陽五行をただ観念的なものとして捉えがちです。
(ひどいと空想の産物のような扱いを受けることもあります ^^;)
そういったことにならないためにも、一旦、リアルな自然現象に視点を戻しましょう。
すると『なぜ竜巻は起こったのか?』
というよりも、『なんのために竜巻や雷などの自然現象が起こるのか?』
このように考察を深めると、より理解が深まります。
もちろん、龍が天に昇るため…なんてことは言いません(^^)
陰陽五行の話でもありません。
自然科学的な視点でOKです。
現代、研究されている自然科学の観点では、
竜巻・雷がどのようなメカニズムで起こっているのか?
このような視点から調べてみると、イメージ・理解しやすいと思います。
『何のために竜巻や雷が起こるのか?』
『何のためにそこに鍼をするのか?』
この理は非常に近しいものだと考えます。
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