治療家は邪気を受ける…???

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治療家は邪気を受ける…???

2013-10-14

和魂漢才鍼灸の足立繁久です。

別ブログでも同様のテーマで記事を書きましたが

『治療家は邪気を受けやすいのか?否か?』

このことについて、別ブログでは“邪を受けることは無い”派の意見を書いています。

初級のうちは

“患者さんから悪い影響を受けてしまう”

といったことを、過度に気にし過ぎない方が良いと考えているからです。

なぜなら

“患者さんから受けないようにする”

これはこれで“なんだか壁を作って”“身構えている”ようにも思えるからですね。

生来よっぽど敏感で繊細な感性の持ち主であるなら、
“人から受ける邪”について気を配る必要もあるでしょうが…

そういった人は、邪を多く持つ人の治療を生業とすることは個人的にはおススメしません(^^;)

また、初級のうちから、“邪気を受ける”という、
ともすれば主観に片寄ってしまいやすい点に心を配るよりも、

医学(もちろん東洋医学)の知識を深めることや
診察技術・治療技術の研鑽に力を注ぐべきだと思うのですね。

しかし“患者さんから邪気を受ける”

実はこのことを完全に否定するつもりはありません

人は互いに影響を及ぼしあって生きています。

他人から全く影響を受けない…そんな人間はいないですよね。

ましてや、鍼灸治療や按摩・マッサージといった治療スタイルは
より患者さんに寄り添い、その立場に共感する姿勢が強い治療になります。

相手に共感すればするほど、受ける影響も強くなります。

もう少し東洋医学的な言葉でいうと、
互いの神と神が触れあい、重なり合っている状態であり、
それこそが人と人との関わり合いであり、“縁”でもあるのです。

ですから、相手の神(≒精神)が弱っている・病んでいると
当然、それに触れ合うこちらの神も無関係ではいられないと言えます。

(病気や苦痛を持った状態は、身体を不調にし、
同時にその人の心にも影響を及ぼします。)

大事なのは、治療する側まで
影響を受けないこと
引き込まれないこと
引きずらないこと
同じように病まないこと
です。

『医は病まず』

こういった意味でも、
治療家は常に自身の心身をクリーンな状態に保つ必要があります。

別ブログでも書いたように姿勢と呼吸を正しく保つこと

その他にも、手を洗い、うがいをすること
実際に心掛けた方がいいと思います。

自分の神をいかにクリーンな状態にしておくか?

そういった点では、神社へのお参りに似ていますね(^^)

他にも個人的に気を付けていること、
たとえば、院内で自分以外の人(受付の人など)を邪気から守ることなどもありますが
ちょっと怪しいかもしれないので、ここでは控えておきます(^^;)

ところで、江戸期の按摩の書物を見ると、
『導引』や『養神』について、詳しく記されています。

昔の按摩師さんが
いかに神をクリーンな状態に保つことを重要視していたか
こういったことを窺い知れると思います。



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