【和魂漢才鍼灸】中級コース1月度 脉診を使った鍼灸治療!
2017-02-06
こんにちは。
和魂漢才鍼灸の岡井志帆です。
2017年 新年をむかえて
最初のセミナーが開催されました。
今回は、三焦について
学んでいきました。
三焦は、「名有りて形無し」と言われていますが、
理解するには少し学びを深めないといけません。
臓腑としては無いけれど、
経絡(少陽三焦経)は存在する。
ですが、
消化に関係する働きがあるので
臓腑のような
「形有る物」ことをあらわしている?
と、大変混乱しやすいものです。
頭の整理をしながら
少しずつ学んでいく必要があります。
今回は、まず「医経解惑論」の
第十二篇 君・相の二火と心主・三焦の論
を読んでいきました。
そこには、
「君火とは天の日のようなものです。
また、相火とはそのはたらき、
すなわち、その作用のような物です。
略
君火は、ただ天上にあって明るく下界を
てらしているだけなので、すなわち帝王の火と
いうのです。それと違って、相火は君火と位置を異にし、
下界のあちこちにあってそのはたらきを行なっているので、
相、すなわち宰相の火というのです。」
上記にあるように、
自然界でいうと君火は太陽のようなもの。
相火はそれによっておこなわれる働き。
そう考えると、
日常に取り入れやすくなりますね。
では、続きは2月のセミナーで(^^*)
和魂漢才鍼灸
岡井志帆